
- 八十八夜っていつのこと?
- そもそも意味ってなんなの?
- 八十八夜と茶摘みの関係は?
この記事ではこのよう問題を解決します!
八十八夜って言葉は知っているけど実際わかりませんよね。
誰でも一度は耳にしたことがある「 夏も近づく八十八夜〜 」
私も小さい頃意味もわからず音楽の授業で歌っていました。
なんか茶摘みの事なんだろうな〜くらいの知識でした。
なので本当の八十八夜の意味や、いつの事なのか八十八夜に茶摘みをするとどうなるのか?
そんなことを、ふと気になって調べてみました。
実は、八十八夜は立春から88日後のことなんです!
なぜなら、八十八はき見合わせると「米」になり豊作を祝う日に良いとされてきたからです。
夜ってつくけど夜は関係なかったです(笑)
【 本記事の内容 】
- 八十八夜の意味とは?
- 八十八夜と茶摘みの関係は?
八十八夜がいつなのかは、まずその意味を知ればわかります。
茶摘みとの関係も、八十八夜の意味がわかれば納得でした。
【 本記事の信頼性 】
- ウィキペディア参照
この記事を読み終えると、八十八夜はいつなのか?その意味も分かりようになります。
では、早速見ていきましょう。
八十八夜の意味とは?
八十八夜とは、雑節の一つで立春( 2月4日 )から88日目に当たる5月2日、閏年なら5月1日の事をです。
正確な日付は前の年に発表されるそうなので、あくまで目安ですが1日か2日のどちらかです。
八十八夜ごろになると、霧が降りなくなり気候が安定し暖かく穏やかになると言われており、農作物の種まきの準備の目安とされています。
その時期の霧のことを「 八十八夜の別れ霧 」と呼びます。
そのほかに八十八を組み合わせると「米」の文字になるので、豊作祈願の行事を行う日に良いとされていたり、八十八が末広がりで縁起がいいともされています。
八十八夜と茶摘みの関係は?
八十八夜といえばあの歌ですよね。
「 夏も近づく八十八夜〜野にも山にも若葉がしげる〜♪ 」
それも調べてみたら、なんとあの歌文部省の唱歌なんですね!
タイトルは「 茶摘み 」
私が八十八夜という言葉を知っているのは、この歌のおかげです(笑)
茶摘みとなんの関係があるのだろうと思っていましたが、八十八夜の意味が分かれば茶摘みとの関係も理解出来ました。
そもそも八十八夜は、霜が降りなくなり気候が安定し暖かく穏やかになり始める日の事で、新茶の芽の摘みどきに適しているんです。
新茶には二番茶と呼ばれる、新茶から50日後に摘んだお茶よりカフェインやカテキンが少なく、テアニンという旨味成分が豊富に含まれているのでリラックス効果が高いと言われています。
そのため「 八十八夜に摘まれた新茶を飲むと長生きする、病気にならない 」と縁起の良いものと言い伝えられています。
新茶が美味しいのにも、化学的な理由があったんですね。
お茶で有名な静岡や京都の宇治市では、八十八夜の日に茶摘みや手揉みのイベントを開催している茶畑もあるようです。
自分で茶葉を摘んで、そのまま新茶をいただくのも楽しそうですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
- 八十八夜は立春から数えて88日目のこと
- その頃から霧が降りなり気候が安定してくる
- 農作物の種まきや茶摘みの時期に適している
- 八十八という言葉から縁起がいい日
- 八十八夜に摘んだ新茶を飲むと病気にならず長生きできると言い伝えられている
今回は言葉だけは知っているけど、意外と意味などが知っている人が少ない八十八夜について調べてみました。
意味がわかると、歌の歌詞や茶摘みとの関係なども分かってスッキリしますよね!
八十八夜の時期は「 こどもの日 」の時期です。
今年の八十八夜には、柏餅と新茶でリラックスしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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